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振り上げた カマは単なる プラカード

[今週の繰言]   七十二候:  天地始粛  草むしりをしていて植生や昆虫の種類が毎年変化するのに気づく訳だが、今年は毛虫に代わってカマキリさん登場。こちらにカマを振り上げてにらむ逆三角の顔が「こ、こっち来んな、、頼むからぁ」と言っている。 振り上げた カマは単なる プラカード (刻空)

理解できない愉快な会話

[まあ座れや]  通じりゃ勝ちよ  中国・台湾への出張が増えた2000年代後半、現地のタクシー運転手が英語を全く使えないのには困った。しょうがないので、英語が使えるホテルのフロントをベースキャンプとして行動する (毎回いったん戻って出直す) のだが、とても非効率。背に腹は代えられず 40歳半ばを過ぎで初めて中国語を勉強し始めたが、取り急ぎ結論。 無理ゲーっす よ。 それでもカタコトとジャスチャーで、何とか中国でタクシーくらいは乗れるようになった。  そんなある日、長江を挟んで結構な遠距離をタクシーで移動することがあった。出先でタクシーを呼んでもらい、何とか行き先を運ちゃんに飲み込ませる。「好!」の言葉を信じて走り出したが、この運ちゃん結構な話好きで、自分が覚えたカタコト日本語が正しいかどうか聞いてきた。まぁまぁ通じるので「很好」とお世辞を返したら、 喜んでしゃべる喋る、、、中国語を 。  ガンガン話す中国語の聞き取りもできないが、返事の発音もままならない。そのうち運ちゃんも諦めていったん黙ったが、元来の話好きが抑えられないのだろう、外を指さして中国語で話しかけてきた。もうしょうがない、日本語で、 ワ:「ありゃ、なんだい?」 運:「nashimai西瓜detanzi!」 ワ:「はあ、ウリの屋台か」 運:「要不要maidiandaizou?」 ワ:「いらないよ、だいたい高速道路になんで屋台が出てんだよ」 運:「dei生活ma、わははは!」 ワ:「そりゃ、そうだ。わははは!」 それから急に話がスムーズになり、一時間以上、ワタシは日本語、運ちゃんは中国語で大笑いで「会話」しながら目的地に着いた。料金を支払うときには、ワタシも最後に頑張って「不用找了、辛苦了」。すると運ちゃん、にっこり笑い「ありがとうゴザイマス」。  アジアの現地人と現地語でスムーズで愉快な会話が出来たのは、あれが最初で最後。 お互い何一つ理解できなかった。 でも、とても楽しかった。

「奴隷のしつけ方」 M.S.ファルクス(ジェリー・トナー)

[読書の繰言] 「 日本の古典をよむ16  太平記」 著:長谷川端     ISBN978-4-09-362186-1 (読了:2016年04月17日) 内容は中世だが、語り口は「現代」といっても通用する。 (ワタシが古文に慣れてきただけかも知れないけどね。) 「奴隷のしつけ方」 著:マルクス・シドニウス・ファルクス(ジェリー・トナー)     ISBN987-4-7783-1475-0  (読了:2016年05月04日) たいへん愉快な内容なのだが、はて、この形式をとる必要があったかな。 「世界の美しい本」 著:海野弘     ISBN978-4-7562-4704-9 (読了:2016年05月04日) 実物を見たい!と思っても相手は希覯本だからなぁ。この写真で満足するしかないか。