新年あけまして リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 1月 01, 2025 [新年の繰言] 七十二候: 雪下出麦新年あけましてご愁傷様です。還暦過ぎると新年も誕生日もゼンゼン目出度くない。だからこそ、この世界は「新春を目出度く感じられる人」の物だ。幸多かれと祈る! リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
酸いか甘いか毒リンゴ5(完) 7月 10, 2026 [仕事の繰言] 王子様は来なかった 指定されたC州yyyは間違いなくA社 (か、仮名なんだからねっ) の本社住所。詐欺への最後の疑念も晴れた。帰国後、さっそくxyz条件に最適化した工具と評価機キットを米国に送りこんだ。通関でトラブったが何とか対応し、「受け取ったよ」のメールがA社評価チームから来た。来たのはいいのだが、それから何の音沙汰もない。 あのエンジニアの興奮ぶりとは打って変わって静かな評価チームだ 。 ひと月ほどして、流石に痺れを切らしたワタシはA社評価チームに催促のメールを打った。「連絡できず済まなかった。キットは返却するのでしばらく待ってくれ」と返事は帰ってきたが、評価結果については何の情報も無いままキットが返却されてきた。冷淡な評価チームは当てにならないので、M氏にメールを打った。結果は「 不採用 」。数回のメールラリーの結果、その理由も判明した。 M氏「 問題はあなたの会社の小ささだ 。当社の製品立ち上げはとてもクイックだ。例えば 『今週50台、来週100台納入しろ』と言われても、対応はできないだろう? 技術的には素晴らしい、そこは誤解しないでくれ。技術者の私としては採用したい。だか 技術とビジネスは別の話 なのだ」 「 会社が小さすぎる 」 この結果を社長に報告したが、少し皮肉に笑って「ここで設備投資してのライン拡大はリスクが大き過ぎるね。深追いはやめよう」。社長の判断は正解だったと思う。 甘い毒リンゴをかじって眠りにつくわけにはいかない。 夢見て眠る愚か者の目を覚ましてくれる王子様は、この世にはいない 。 それで、この工具はどうなった? 中国現地代理店の努力が実り、聞いたこともない中国X社 (えぇ、仮名ですよ) に納入が決定した。そこそこの台数が受注できたのを確認して、ワタシはこのプロジェクトを降りた。「技術で勝ててもビジネスは別」という酸っぱい赤リンゴで腹を壊したから。 (その後このX社がとんでもない急成長を遂げるのだが、それはワタシにはもう関係のない話だ) (完) Read more »
「月光」 林完次 7月 31, 2026 [読書の繰言] 「月光」 著:林完次 ISBN978-4-04-874079-1 (読了:2015年10月04日) 「平凡」だが、それが素晴らしい。読む方に心の余裕がないと「平凡」はつまらなく感じるものだ。「すばらしく平凡であるということ」は特異な才能なのだろう。 「SF JACK」 編:日本SF作家クラブ ISBN978-4-04-110398-2 (読了:2015年10月04日) 個々の作品の内容は良いのだ。問題は、このアンソロジーを企画した編集者の意図が分らないという点にある。 「日本語とはどういう言語か」 著:石川九楊 ISBN4-12-003697-9 (読了:2015年10月12日) 「書き言葉」と「話し言葉」の考え方は興味深いが、全体に「寄稿文のよせ集め」感があるのは何故だろう。 Read more »
論語こそ 孔子の時代の ツイッター 7月 31, 2026 [今週の繰言] 七十二候: 土潤溽暑 ボケ防止書取りの手本として使い始めた「論語」、その中の「 六十にして耳順う 」を見て思った。孔子先生、歳とって言い訳するのも面倒臭くなっちゃったんだね。わかる、分かるよその気持ち。 論語こそ 孔子の時代の ツイッター 言葉足らずで 意味不明 (刻空) あらら、狂歌になっちゃった Read more »
食べること 生きる基本だ 忘れるな 8月 14, 2026 [今週の繰言] 七十二候: 寒蝉鳴 この歳になってKindleやAudibleでマンガやラノベに接する機会が増えてきたのだが、興味を引くのが女性作家の作品ばかり。そこでふと、ストーリー展開とは無関係に「女性作家は『食べる事』に関する記述の熱量が高い事」に気づいた。 「女性だから」という言い方には問題ありや?でもなぁ~。 食べること 生きる基本だ 忘れるな (刻空) Read more »
限界芸術? 9月 04, 2026 [日々の繰言] シュレーディンガーの川柳 最近このブログで川柳を始めた。無教養なので「575のリズムならヨシ!」程度の川柳を捻っている。まぁ、ちゃんとした人から見れば児戯だろうけど、本人が面白がっているのだから見逃しておくれよ。今はAIが簡単に使えるので、ワタシも「小さなAI句会」と題して川柳水増しに活用しているが、半世紀前に高校の授業で聞いた 「17文字で構成される俳句は、コンピューターで完全に機械生成が可能であるがゆえに、意味のない芸術である」という批評 を思い出したので、Geminiさんに聞いてみた。 G様「 文字種を3,000種類として総当たりで「10の59乗」パターン、宇宙の寿命が尽きても計算は終わらんぜ」「でも、辞書から意味のある単語を事前抽出しておけば「10の12乗」位まで激減するから、全生成に2時間くらいか」「問題は、その後のLLM困惑度判定で「意味のある川柳」を抽出するのに80年位かかる事だよ」「待てない?じゃ最適化しよう。多段階フィルタリングで判定数を減らせば、 数万句程度を数日で抽出できるよ。ここらで手を打ちなよ 」。 それでも膨大な俳句生成だが、最近は「俳句とは言葉を組み立てるのではなく、世界から意味を切り取る『フレームの文芸』だ」と言われているらしいので、ここから「読み手」側に創造の作業が移る。これで想起したのが「誰も聞く者の居ない秘境の奥地で大木が轟音と共に倒れた。そのとき果たして『音』はあったか?」という古典的問いかけ。そこから更に 「観測されない川柳は確定的か?」といった量子論的な妄想 もわいてきた。つまり川柳も「『 詠 まれた 』瞬間ではなく『 読 まれた 』瞬間に意義が確定する」。 これがいわゆる「 シュレーディンガーの川柳 」である (いま言った) 。してみると「この川柳はツマラナイ」問題の原因は、川柳を『詠んだ』ワタシにではなく、それを『読んで』いるアナタにある訳だ! よかったよかった、これで安心して駄川柳が詠めますわ。 知らんがな アンタが詠んだ 川柳や (刻空) Read more »
コメント