ことわざは結構正しい(解釈次第で)

[仕事の繰言] 石の上にも三年

 最初に入社した会社に25年勤め続けた。で、リストラ後の15年間で5社2団体をガタガタ動き、各社2~3年程度しか関わっていない。「なんだか行動が極端だなぁワタシは」と思っていたが、ある日ふと仕事内容を振り返ってみて気づいた。後者は組織規模が小さく5~50名程度の中小企業で、やるべき業務は単機能。かなり工夫して仕事を膨らませない限り数期回せば飽きる(これが職人的な仕事なら話は別なんでしょうがね)。反対に前者は大企業で、3~5年で質的に違う仕事や立場にローテーションされていた。つまり飽きて自主的に辞めるか、飽きる前に強制的に業務が変えられたかの違いだけで、一つの業務の継続期間だけ見れば大した違いは無かった。「石の上にも三年」という諺はいかにも昭和的な感じがするが、これは「凡人が特定の業務に『飽きる』のが3年くらい」という解釈が妥当で、今も実態はそうだと思う。大企業でのローテーションタイミングも、「飽きられる前に業務を変えちゃえ!」という人事戦術だと考えれば納得できる。

 つくづく大企業のありがたい所は「仕事のバリエーションが多い」と言う点だ。与えられた業務でそれなり実績を上げることが出来れば、人事が勝手に仕事を変えてくれる。ジョブローテーションを「転職」とみれば、失業リスク最小で転職経験を増やせるのだから職歴上のメリットは意外と大きい。ともかく実績を挙げねばローテーションされないから、社畜と言われようと与えられた業務に付加価値を付けるべく必死に努力する必要がある。だが石の上に3年いても動きが無い場合、会社かアナタに問題がある可能性が高い。その時こそ「俺はこうやる!」と腹をくくって思いきり暴れるがよい、そうすればどちらに問題があったかハッキリする。それが賭けのタイミングだ。

 でもハッキリしちゃった結果、ワタシはその賭けに負けたのですけどね。やれやれ
(中小企業での「賭け方」は、また別の時に)



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