コインランドリー・サバイバル

[日々の繰言] 気が利く愚か者

 最後の仕事は出張が多く連泊が基本だったので「洗濯物をどうする」は切実な問題だ。安宿派なので高価なランドリーサービスは使いたくない。自然とコインランドリーのお世話になる。

 ビジネスホテルに設置されている洗濯・乾燥機は数が限られていて争奪戦が厳しい。夜のビジネス客は仕事上がりで飲んだくれていることが多く(「どうせみんなワタシと同じだろう」という極めて妥当性の高い推測である)、コインランドリーを掛けてそのまま寝込んでしまうという素敵なお客様ばかり。このため、ただでさえ少ないランドリーの空きが、夜更けとともに消えていく。そのような経験から早朝が一番空いていると悟り、朝4~5時くらいに使う事が多くなった。

 10年くらい前は洗乾別々で100円硬貨投入の機械が多く、また洗剤は30円くらいで別売という「小銭命」の仕様だったのだが、近頃は「洗剤自動投入・キャッシュレス・洗乾全自動」が多くなり嬉しい限り。特に乾燥状態のチェックをして乾燥時間の調整を行ってくれる「賢い」全自動機が登場したときは感動した。生乾きが無いのは長期滞在者としては助かる。助かるハズ、だったのだが。「早朝にコインランドリーを使う」という作戦が裏目だった。

 その日は少し寝坊し、朝6時に慌ててランドリーへ。ああよかった空いてる、ラッキー。「賢い」全自動機に多めの洗濯物を突っ込み洗濯を開始。「完了まで2時間か、余裕だな」と朝食を食べ、頃合いを見計らいコインランドリーへ。ありゃ?まだ乾燥中。もう少し待って30分後、ゲッ、まだ乾燥している。しょうがない強制終了、、、ボタンが無くて出来ませんわ。「……まだっすか?」。まぁ、洗濯量を考えないワタシが悪いんですけどね。乾燥時間を自動調整するのは止めてよね、仕事に行けないから

 半年後、その「賢い」全自動機は、普通の全自動機に置き換わっていましたとさ。どっとはらい。

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