ワタシ半径5m内で勝負してきました

[仕事の繰言] 比較優位 [ふ~っ、まぁ何とか前回とつながった]

 前回からの流れ、「相対差」について。(路頭に迷った凡人の中高年が平凡な会社で働くことを前提にした話です。若者には向かないよ、念のため。)

 「比較優位」という言葉がある。ワタシはこれを「半径5m内にいる人間と比較して『俺がマシだ』と思い込むこと」と曲解している。本来の意味とは全く違うが、ワタシが曲りなりにも還暦過ぎまで仕事をシノいで来れたのも、この曲解のおかげと思う。実際に何回も転職してみて理解したのは、競争相手は「世界の何処かにいる一流のプロ」ではなく、「隣にいる不完全な同僚」という当たり前の事実。前回の「相対的に若いワタシのしょぼいスキルが優位に見えた」という経験がその例だ。あるポイントで自分の能力が「比較して優位」だと思ったら、それを勝手に仕事にすればよい。「優位」を発見したら待っていてはいけない。「旦那、こんなやり方がありますぜ。お手伝いしましょう」と勝手に自分の仕事にしてしまう。もちろん嫌われる可能性も大だが、その同僚が楽になるような「勝手」だと受け入れられる可能性はある。「比較的に」優位であれば良いだけなので資格など要らないし、ピカピカの汎用スキルである必要も無い。ただひたすら「その場での相対差」を見つけるだけだ。 

 最大の難点は、誰からも評価されない自分の仕事が増える事だ。だからこのやり方は「評価されない事はやらない」主義の人には全く向かないし、そもそも大半のマトモな人は無駄な仕事なんか増やしたくはないだろう。でもね、「会社からの自由」を手に入れる可能性を自力で高める、凡人にとってはコレが唯一の道だとワタシは思うのです。

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