方向音痴の楽しみ方
[日々の繰言] まさかこの世に坂があるなんて!
京都に長期出張で滞在中の出来事。梅雨の中休みの週末で良い天気。やることもないので地図をぼんやり見ていたが、おや、長岡京が結構近い。「この距離なら自転車で行けるんじゃないの」と思ったのが運の尽きだった。二条城近くの定宿ホテルの前にレンタル自転車ステーションがあり、スマホがあれば簡単に借りられる。早速ポチって走り出す。
ワタシは途方もない方向音痴で地図やカーナビですら役に立たない。それだから事前に移動予定を立てても全く意味が無く、「着いたところが目的地」な人生を歩んできた。当然、大雑把な目的地を決めるだけで事前検討なんかしやしない(無駄だから)。まぁ何とかなるっしょ。幸い今はスマホのマップで現在位置は分かるので最終目的地から離れたら修正することはできるし。とうぜん最短では走れずにヨタヨタ無駄の多い走り方になるが、どうせ暇つぶし、それも気にしない気にしない。晴天の下で鴨川、桂川沿いを愉快にサイクリング。桂川を超すまでは。
目的地は「山崎ウイスキー館」だったのだが、長岡京市内に入ってから坂道が増えてきてだんだんとしんどくなる。結局、途中で断念し京都に戻ろうとしたのだが、なんてこった、帰りは京都まで全部上り坂じゃありませんか。傾斜が緩かったから気づかなかったけど、そりゃ来るときは楽なはずだわ。まさかこの世に上り坂があるとは、誰に想像できたでありましょうか。
「天気が良い」というのがまた曲者だった。日焼けでヒリヒリ、半分脱水症状でボロボロになりながら、日が落ちる前になんとかホテルに着いた。だが「年寄りの冷や水」とはよく言ったもの。その夜から嘔吐と下痢が止まらず、翌日病院で「急性腸炎」と診断され緊急入院。医者から「あんた今日来てなかったら死んでたでぇ、ホンマ!(大阪人だったらしい)」と大声で言われる始末。
重大な教訓:行ったら帰って来なければなりません。(そっちも忘れてたわ)
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